~使って便利!効果的!電動歯ブラシ~

お店でもたくさんの種類が揃い、CMでも紹介されることも多い、電動歯ブラシ。一度は皆さんも購入しようかと考えられた方も多いと思います。

ただし、手で動かす手用歯ブラシと自動で動いてくれる電動歯ブラシでは、使い方が違うという事を皆さんはご存知でしょうか?

手用の歯ブラシを使用してのブラッシング指導では、「ごしごしとしっかり歯ブラシを動かして下さいね!」とお伝えすることが多いです。

逆に、電動歯ブラシは「横にごしごし動かさないでくださいね!」とお伝えします。

この二つでは、歯垢を落とす方法が違うので指導法も変わってきます。

今日は、少し詳しく電動歯ブラシについてお話していきたいと思います。

 

1、電動歯ブラシの種類

電動歯ブラシは毛先の動き方で、「微振動型(音波振動)」「回転運動型」「前後振動型」などの種類に分かれています。

最近の主流は微振動型のブラシで、皆さんがよくご存知なものとして、ソニッケアーなどがあります。その他、回転型運動型ではオーラルBが有名どころでしょうか。

電動歯ブラシ

通常の歯ブラシの選び方については『【15秒で読める】なんとなくで選んでない?正しい歯ブラシの選び方』をどうぞ。

【15秒で読める】なんとなくで選んでない?正しい歯ブラシの選び方

 

 

2、電動歯ブラシの効果的な使い方

・当て方

毛先が歯の表面に軽く当たるようにします。電動歯ブラシの振動は毛先に集中している為、ブラシを強く歯の表面に当てると、毛先が開いてしまい、効果的に歯垢が取れません。

ハミガキ2

 

軽く当てる事がポイントです。特に、歯と歯茎の境目・奥歯・歯の噛み合わせの面に注意しましょう。

ハミガキ1

 

・動かし方

冒頭でも、お話ししたように、手用歯ブラシと違い、電動歯ブラシは歯垢を歯ブラシの振動によって粉砕しますので、ごしごし動かしてしまうと、振動が歯垢にうまく使わらず、しっかり落とすことができません。奥からゆっくりと前にずらすように心掛けてください。その時に、磨き残している場所がないように歯ブラシを動かす順番を決めましょう。

ハミガキ3
歯磨き粉を付けたほうがいいのか、よく質問されます。使用なしでも、十分歯垢を落とすことはできます。万が一、使用する際は、研磨剤が含まれていないもの、もしくは、少ないもので泡立ちが少ないものがお勧めです。

・歯磨き粉使用について

最近では、電動歯ブラシ専用の歯磨き粉もありますので、そちらを使用されることも一つだと思います。

その他に気を付けてもらいたい点は歯ブラシのヘッド部の交換についてです。購入した際に、交換の目安が記入されていると思いますので、定期的に交換しましょう。

また、歯と歯の間は、電動歯ブラシだけでは歯垢を十分に落としきれません。手用歯ブラシと同様、歯間ブラシや糸ようじを使いましょう

 

3、まとめ

まずは手用の歯ブラシと電動歯ブラシの使用方法の違いを理解して下さい。正しく使用すれば、使用後の歯のツルツル感を味わえるだけでなく、口のお手入れの時間短縮にも大いに役立ってくれます。

たくさんの種類が売り出されていますので、どれを購入するか迷うと思いますが、より効果的で安心できるものをお勧めしますので、ご希望であれば、歯科医師・歯科衛生士に気軽にご相談くださいね。

電動歯ブラシは、使い方をマスターすればとても便利で、費用に見合った効果が期待されますよ!

 

お子様の定期検診、予防も当院でご相談ください。

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りょうき歯科クリニック

東大阪市のりょうき歯科クリニックです。当院は地域に密着した歯科医院でありながら、インプラント専門医や歯周病認定医、矯正医、口腔外科医による専門性の高い治療を備えた多機能型歯科クリニックです。また、高齢者や障がいをお持ちの方に歯科診療を受診していただくための訪問歯科診療を実施。小さなお子さんから介護が必要な方まで、患者さんのお口の健康を生涯支えるパートナーとなるべく、さまざまな情報をブログで発信しています!

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