見えない矯正、マウスピース矯正って何ですか?

最近、インスタグラムなどのSNSでよく見かけるマウスピース矯正(※1)、テレビ番組などでもときどき紹介されて話題になっていますよね。

これなら矯正をしていることを周囲の人に気づかれにくいしワイヤーを着けなくていいし、良いかも・・・そう思った方はきっと多いと思います。

見えない矯正

マウスピース矯正とは

簡単に説明しますと、患者様の歯型を取ります。その歯型から透明なマウスピースを作るのですが、ガタガタに並んでいる歯を、少しだけきれいに並べ直した状態で、マウスピースを作ります。・・・と言っても、きっとみなさまにはイメージが難しいと思います。学校のテストに例えてみましょう。

きれいな歯並びを100点満点だとして、あなたの歯並びが80点(ちょっとガタガタがある状態)だったとします。いきなり100点満点のきれいに並んだ状態のマウスピースをはめようとしても、全くはまらないことは想像できるかと思います。自分の歯にガタガタがありますから、痛くてとてもはまりません。

ところが、85点の歯並びで作ったマウスピースなら、ちょっと頑張ればはめることができるんです。その85点のマウスピースを1日中はめておくと、自分の歯が動いて、85点の歯並びになります。85点の歯並びになったら、今度は90点の歯並びのマウスピースをはめます。これを繰り返して、100点を目指していくのが、マウスピース矯正です。

矯正用マウスピース

100点を目指して歯列を整えていくには、アライナーと呼ばれるマウスピース装置が一般的には40~50枚必要と言われています。もちろん人によって異なりますので、元々の歯並びが良くない人や移動しにくい奥歯の場合は追加してマウスピースの交換が必要となります。

 

マウスピース矯正の治療期間は約1~2年程度

マウスピース矯正の治療期間の目安は約1~2年程度です。

しかしながら、マウスピース矯正はワイヤー矯正と違って患者さん自身の手で簡単に取り外すことが可能です。

簡単に取り外せることで、食事がしやすい、歯や装置の手入れがしやすい、というメリットがありますが、頻繁に装置を外すと歯が動きにくいというデメリットもあります。

 

歯磨きが出来る

 

マウスピース矯正で効果を上げるには、最低でも1日20時間以上はいただかなければ、充分な効果が得られません。
また、1日トータルで20時間以上装着していても、装置を外す回数が多いと結果的に歯が動きにくいので、矯正治療にご協力をいただかないと治療を進めることができません。

 

マウスピース矯正ができないケース | はまらない原因

金属の装置や針金を使う矯正よりも、目に見えないマウスピース矯正の方が絶対に良いですよね。でも、実際に町で観察してみると、金属の装置を着けている人がたくさんいると思いませんか?

それはなぜでしょうか。

実は、マウスピース矯正のデメリットとして、誰にでも適応できる治療法ではないことがあげられます。

これもまたテストに例えて言いますと、80点の歯並びの方には使えますが、60点、40点と点数が下がるにつれて、すなわちガタガタの量が増えるにつれて、マウスピース矯正での歯並び改善は難しくなってしまうのです。

日本人は欧米人と比べてガタガタのきつい方が多いので、マウスピース矯正ができない症例が多くあります。

矯正治療をするにあたって、抜歯をする必要がある状態であれば、マウスピース矯正は難しいと考えていただいて良いでしょう。

また、上下の顎の位置が前後や左右に大きくズレている場合や外科手術が必要な難症例の場合は、マウスピース矯正のみで矯正治療をすることができない場合もあります。

(ただし、マウスピース矯正(※1)の適応症に対する考え方は歯科医師によって異なります。)

 

マウスピース矯正の適応症

 

患者さんのご希望に、できる限りお応えします。

より良いかみ合わせをめざすなら、マウスピース矯正よりも、ワイヤーを使った矯正の方が良いと推奨する歯科医もおられます。

しかしながら、何よりも目立たないことを優先して治療を進めたい方には、マウスピース矯正はとても魅力的な治療方法であると考えています。

マウスピース矯正が良い、悪いという議論ではなく、目の前におられる患者さんにとって、最も適切な治療法がマウスピース矯正なのか、それとも、針金での矯正なのか。患者さんの気持ちを大切にしながら、さまざまな角度から診断し、治療方針を検討していきたいと考えております。

矯正治療を受けてみたいとは思っているものの、悩みや不安を感じておられる方、費用がどのくらいかかるか聞きたい方、個別のカウンセリングを行っていますのでいつでもご相談ください。

 

カウンセリングルーム

 

当院は マウスピース矯正を取り扱っています

りょうき歯科クリニックには、インビザライン矯正の専門医である「インビザライン認定医」が院長をはじめ4名在籍しています。

また、日本でも取り入れている医院が数少ない Tero Element(アイテロエレメント)を導入しています。
アイテロエレメントは、従来のような型取りの気持ち悪さもなく、短時間で精密にお口の中をスキャンします。精度の高い精密な印象を写真撮影することが可能です。

 

アイテロエレメント

 

インビザラインはデジタルデータを用いて作製されるため、専門知識に長けたドクターの経験と技術が必要不可欠となります。

インビザライン認定医が患者さんにあった治療方法などをご説明させていただきますのでご安心ください。

 

※1.マウスピース矯正(マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置)

 

マウスピース矯正へのリンク

矯正歯科へのリンク

最終更新日:2020/8/28

(公開日:2014/11/19 | 著者:三川翔 )

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