矯正歯科医は、笑顔を作る仕事をしています。

2014年11月14日、プロテニスプレーヤーである錦織圭選手が、世界の上位8名だけが出場できるATPツアー・ファイナルで、1次リーグ突破を決めました。前日の対フェレール戦は本当に展開の早いプレーで相手を圧倒。日本人でもここまでできるのかと、私はとても感動しました。

 

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小学校時代の悩み

 

実は私も幼少期からテニスをしていました。ジュニア時代は残念ながら兵庫県で3位どまり。全国大会なんて夢のまた夢でしたが、今でもテニスは趣味の1つとして継続しています。小学生の頃は、テニス選手を夢見たこともありました。しかしながら、テニスで食べていけるのは、世界でほんの一握りの人だということに気づき、小学校卒業を前にプロになる夢を諦めました。そんな若干醒めた小学生だった頃、私には苦手なことがありました。それは、笑うこと。歯並びが悪かったので、歯が見えるような笑い方をできるだけしないようにしていました。おもしろすぎて大きな口が開いてしまったときは、慌てて手を添えて、口を隠す。今から思えば、そこまで気にする必要はなかったのですが、その当時は本当に悩んでいて、みんなのように大きな声で笑いたいなと思っていました。

 

矯正治療の話を聞きに行ったものの・・・

 

小学生の頃に1度だけ、矯正治療の話を母親と聞きに行ったことがあります。矯正の先生に歯を抜いて治さないといけないよと言われたこと、また、子ども心に非常に高額であったことから家族に気を遣い、「別に今そんなに気にならない」と言ったこと、今でも鮮明に覚えています。あの時「矯正したい」と言っていたら、もっともっと若い時に、歯ならびを治せたのに・・・!!今でも後悔しています。その後、年齢を重ねるにつれて歯へのコンプレックスも減少していきましたが、やはり治したい気持ちは強く、社会人になってから矯正治療を受けました。

 

笑顔に対するコンプレックスがなくなった!!

 

私自身の治療を終え、装置を外してからは、写真撮影も苦ではなくなりました。普段の生活でも、口もとを気にすることなく笑えるようになったので、とても毎日が明るくなりました。きっと、笑顔に対する悩みを持っていない方にはわからない感覚だと思います。私は矯正治療を行う歯科医師として、みなさまの笑顔を作れるよう、日々精進してまいります。笑顔にお悩みの方のサポートができれば、嬉しいです。

 

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