矯正の開始は早い方が良い?子供の矯正のメリット・デメリットをご紹介

子供の矯正

子供の歯科矯正は、早い時期に治療する必要性はあるのでしょうか?
乳歯が抜けて、大人の歯が生え変わる時期は個人差がありますが、一般的には6歳前後から12歳ぐらいまでに生え変わります。そして、だいたい14歳ごろには、親知らず以外の歯がすべて揃います。
子供の歯が抜けて、大人の歯が生えてくると、お子さんの歯並びが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、子供の歯科矯正が必要な理由や、子供の歯科矯正のメリット・デメリットについてご紹介させて頂きます。

子供の矯正が必要な理由

お子さんの歯並びが悪い原因は遺伝的な要素もありますが、食生活が昔と大きく変わり、最近は柔らかい食べ物が多くなったということも原因として挙げられます。あまり食べ物を良く噛まなくなったことが原因であごが弱くなり、歯並びが悪くなってしまうお子さんも増えてきました。
また歯並びが悪くなる他の原因には口呼吸、舌の位置が正しい位置にない、嚥下(飲み込み)に異常がある、悪習癖などがあります。
鼻ではなく口で呼吸していて、お口がポカンと空いているお子さんも最近多いと思います。
口呼吸の弊害としては、歯並びが悪くなるだけではなく、口腔内の乾燥、口臭、むし歯のリスクの増大などがあります。
最近では集中力の低下、睡眠障害まで生じることがあるとの報告もあります。
口呼吸になる原因には、上顎の発育不全、鼻呼吸不全(鼻づまりなど)、悪い舌の癖などがあります。上顎の発育や、舌のトレーニングは子供の矯正治療で改善することができます。

歯並びが悪いままだと将来、むし歯や歯周病になりやすくなるなど健康リスクが高くなってしまい、それだけでなく、見た目のコンプレックスにつながることや、食べ物がしっかりと噛めずに消化不良を起こしやすくなる可能性があります。身体の健康にまで悪影響を及ぼす可能性のある因子はできるだけ早く取り除いてあげることが大切です。

子供の矯正は早く始めた方が良い?

歯科矯正は子供も大人も治療を受けることができます。
しかし、なぜ早いうちから矯正を始めた方が良いのでしょうか。
それは子供の矯正では成長を利用できるからです。

子供の場合、大人と比べるとあごの骨が成長途中なので、スペースを確保するために骨を広げることができます。
大人になるとあごを骨ごと広げることは難しく、広げたとしても安定しにくいです。
子供の歯は、矯正がしやすく、費用も抑えることができます。大人になってからでも歯を矯正することは可能ですが、歯並びが悪い場合は将来的な負担を考えると早くから矯正を始めた方が良いでしょう。

どんな場合に子供の矯正が必要か?

どんな歯並びの場合に歯科矯正が必要なのか悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
具体的にどのような場合に矯正治療をおこなっているのか、代表的な4つの症状についてご紹介します。

・反対咬合(はんたいこうごう)

反対咬合とは、「受け口」と呼ばれることもあり、下の歯が、上の歯よりも前に出てしまっている状態のことを言います。
遺伝的な要因と、それ以外(悪習癖)が原因として挙げられます。

・開咬(かいこう)

開咬とは、上の歯と下の歯の前歯がしっかりと噛み合わない状態のことを言います。
前歯が噛み合わないと、発音も悪く、食べ物も上手く噛み切ることができません。
開咬の原因は、口呼吸や舌癖、指しゃぶりなどがあります。

・上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突は、「出っ歯の」状態を言います。
上顎前突は、遺伝的な要因と、指しゃぶりや舌癖、口呼吸などの悪習癖が原因です。

・乱杭歯(らんぐいし)

乱杭歯は、歯並びがデコボコになっている状態を言います。
「あごの発達が十分でない」、「歯が大きい」などの遺伝的要因に加え、歯の生え変わりの時期に乳歯がなかなか抜けないことで大人の歯が出て来られず、乱杭歯の原因となることもあります。
歯並びが悪いと、歯磨きがしにくく虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。

子供の矯正のメリット

  • 歯を抜かずに矯正できる可能性がある
  • 大人の歯の歯並びや噛み合わせの悪化の予防ができる
  • 発音がしやすくなる
  • 口呼吸から鼻呼吸ができるようになる
  • あごの成長のバランスを整えることができる
  • コンプレックスが解消される
  • 虫歯や歯周病になるリスクを低減できる

などが、あります。

子供の矯正のデメリット

  • しっかりとしたケアをしなければ矯正装置を付けることにより、むし歯になるリスクが高くなる
  • 難しいケースでは大人になっても再度治療が必要になってしまうことがある
  • 子供が治療に協力的でない場合は良い結果が出にくくなってしまう場合がある
  • 一時的に歯並びが悪く見えることがある
  • 歯の根っこが吸収させてしまう可能性がある

などが、あります。

まとめ

歯科矯正は、子供から大人まで行うことが出来ます。しかし、子供の時期に行うことで成長を利用して治療できるなどのメリットがあります。
歯並びは、遺伝的な要因や悪習癖が原因で悪くなってしまうので、原因を改善しながら将来に向けて矯正治療を行うことで、健康な歯を守っていくことが出来ます。
歯や体の健康のためにも、成長期のお子さんでしかできない治療があります。



お子さんの歯科矯正でお悩みの方は、ぜひりょうき歯科クリニックにご相談ください。

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