読んでいただきたい8つの大切なこと②
なぜ保険外診療は費用が高いのですか?
保険外診療費用が高いというご質問をよくいただきますが、価値観の問題だと思います。たとえば、私たちは身の回りのものに費用をかける傾向があります。それは、カバンであったり、洋服であったり。
日本人は、歯並びが悪かったり汚れていたりすることがありますが、 日本人は他人に対してそうは言いません。欧米人もそのことに関して直接は言わないですが、実際には「汚いなあ・・・」と思っているようです。
私が憂うのは、日本人がこれから海外に出てビジネスをするときに、歯がガタガタなだけで 自分のことを低く見られてしまっているということです。
友人のイタリア人が「日本人は、怒涛のごとくルイヴィトンなどを買いあさって着飾っているが、歯は汚いね。」 と言ってるのを聞いてショックを受けました。
(男女間でも口が臭い、歯が汚いよ。とは言いにくい。)
日本人はもっと美的なものに対して着飾るのはいいと思いますし、僕もそうしていますが、 もっと体のこと、口元のことを考えてほしいと思っています。それが、現状のグローバルスタンダードだからです。
歯一本そのものを考えたときに、歯は毎日同じ服を着ているのと同じだと思います。
それは物とは違って、着替える必要がありません。洋服の様に毎日着るための予備のものはなくても良いのです。
現在、グローバルな時代に入って、日本は先進国と呼ばれています。
外国人は「日本人はキレイな歯が入っている」と思っているようですが、実際はそうではないのは残念です。
では質問の中心の費用に関してはですが、
例えば、インプラントは根っこ・土台・かぶせという3つのパーツを作ります。 また、特別な手術が必要ですので、どうしても約40万円程度かかってしまいます。 それは当院では熟練したドクター又は専門医が行なう為です。
この事を皆様は納得していらっしゃるでしょうか?保険診療に使われるものは劣悪な材料であるということを理解していらっしゃいますか?保険診療では、そんないい加減なものを使わないだろうと思っていらっしゃいませんか?
日本では、根管治療(根っこの治療)の評価そのものが低く、治療費においてもアメリカに比べて20分の1だと言われています。ドイツ・フランス・イギリスと比べても評価が低く、保険診療の範囲内ではいい治療はできません。患者様にとって最高の治療をしようとすると、保険が利かず、患者様にとって治療費が大きな負担となってしまいます。
また、国民も歯科の保険制度に関する錯覚があり、保険診療で高品質の治療が受診できると勘違いがあり、負担の大きい保険外診療を受けられる患者様はそれほど多くはありません。ただし、私たちの立場から言わせると保険診療は最低限の治療と位置付けております。(ただし、最低の治療とは言っておりません。おまちがいなく!!(笑))保険診療の制度の下では、大変勉強して研修会にも積極的に参加する歯科医師と、まったく勉強しない、研修会にも行かない、技術がない歯科医師とがまったく同様に扱われているという矛盾があります。(教授も一年目の新卒歯科医師も評価が同じ)そのような状況が続けば、技術力の高い歯科医師は海外へ流出し、国内には技術力の低い歯科医師が残るという事態にもなりかねません。
結論として、患者様ご自身の選択によって、保険外診療を積極的に受けていただくだけでなく、国が技術評価をきちんとして技術力や実績によって適正な評価をしていただきたいということです。






