なぜ自由診療は費用がたかいのですか? |
保険外治療が高いというご質問をよくいただきますが、価値観の問題だと思います。
たとえば、私たちは身の回りのものに、費用をかける傾向があります。それは、カバンであったり、洋服であったり。
現実としては、日本人の歯が黄色であったり、汚れていたりすることがありますが、日本人は他人に対して、そうは言いません。欧米人もそのことに関して言わないが、実際に思っているようです。
私が憂うのは、日本人が、これから海外にでて、ビジネスをするときに、歯がガタガタなだけで、自分のことを低く見られてしまっているということです。
友人のイタリア人が「日本人が怒涛のごとく、ルイヴィトンなどを買いあさって、着飾っているが、歯の中は汚いね。」と言ってるのを聞いてショックを受けました。
(男女間でもいわない。口がくさい歯がおかしいよ。歯を・・・とは言いにくい。)
日本人はもっと美的なものに対して非常に着飾るのは、いいと思いますし、僕もそうしていますが、もっと体のこと、口元のことを考えてほしいと思っています。それが、現状のグローバルスタンダードだからです。
歯一本そのものを考えたときに、歯は毎日同じ服を着ているのと同じだと思います。それは物とは違って、着替える必要がありません。洋服の様に毎日着るための予備のものはなくても良いのです。
現在、グローバルな時代に入って、日本は先進国と呼ばれています。
外国人は「日本人はキレイな歯が入っている」と思っているようですが、実際はそうではないのは残念です。
では質問の中心の費用に関してはですが、
たとえば、インプラントは根っこ・土台・かぶせという3つのパーツを作ります。また、特別な手術が必要ですので、どうしても約40万円程度かかってしまいます。それと当院では熟練したドクター又は専門医が行なう為です。
(これを患者様に了解してもらっているか?ある意味、劣悪な材質であるということを患者様は理解していない。保険はそんないい加減な適当なものを使わないだろうと患者様は思っている。)
(根っこの治療の評価そのものが、アメリカに比べて、治療費は20分の1だといわれている。ドイツ・フランス・イギリスに対しても、評価が低い。いい治療ができない。保険の範囲の中でしか出来ない。それ以上やると、保険が利かなかったり、採算が合わない。そこがネックになっている。)
じゃぁ、私の医院でもその保険外の治療をし患者様にご納得いただくならば、治療費も頂ければいじゃないかと思われますが、保険医登録をしている以上保険適用治療に関しては日本国の制度ではそれが出来ないことになっています。例えば、インプラント治療・矯正治療・セラミックや18金のかぶせなどは元々から保険適用されていないので自医院で治療可能となっています。 この様に、日本国民も医療に関しては、当然技術がうまく信頼がおける人柄(性格)の歯科医師・歯科衛生士に診てもらいたいはずです。
ただし、そこには国民も歯科の保険制度に関する錯覚があり保険治療で高品質の治療が受診できると勘違いがあり、私たちの立場から言わせると最低限の治療と位置づけております。ただし、最低の治療とは言っておりません。おまちがいなく!!(笑)
よって、もう一度論じますが大変勉強して研修会にも積極的に参加する歯科医師とまったく勉強しない、研修会にも行かない、技術がない歯科医師とが保険制度上まったく同様に扱われているという矛盾(教授も一年目の新卒歯科医師も評価が同じ)を抱合しているとどのような現象がおこるかというと、技術力の高い歯科医師は海外流出したくなります。(先進国と日本の治療費の比較表参照)
又は、勉強の意欲がそがれるわけです。
私の結論としては、(保険医登録をしていても)せめて患者様の選択によって保険適用外の治療の幅を拡大していただくこと、そして国が技術評価をきちんとして技術力や実績によって治療内容をランキングして適正な評価をしていただきたいと思います。
